- クレームフレーシュの製造方法はヨーグルトやチーズに似ています。まずクリームを低温殺菌し、そこに発酵のための種菌を添加します。クリームにわずかに酸味ととろみが出るまでしばらくそのままにします。
- クレームフレーシュは、バターミルクやヨーグルト、サワークリームほど酸味が強くありません。しかし、ほとんどのレシピでクレームフレーシュとサワークリームは代替可能です。
- クレームフレーシュの脂肪分は、元になったクリームの脂肪分と同程度です。
- クレームフレーシュは、買った時の容器のまま、3.3°C~4.4°Cに設定した冷蔵庫で保存します。
- クレームフレーシュの容器に印字されている「販売期限」の日付は、小売店がいつまでその商品を販売することができるかを示しています。通常、クレームフレーシュは冷蔵庫でなら約8週間保存可能です。
- もしも分離してしまったら、液状の部分をやさしくかき混ぜて元のクレームフレーシュに戻すことができます。
- クレームフレーシュの表面に少しでもカビが生えていたら、速やかにそのクレームフレーシュは廃棄してください。
- クレームフレーシュは、沸騰させたり煮詰めたりしても凝固しないため、ソースやスープの材料としても理想的です。
- 野菜を湯通しし、バターとガーリックで炒めます。そこにクレームフレーシュを入れて強火でさっと炒めれば、なめらかでクリーミーな艶が出ます
- チキンやターキー、ポテトサラダ、フルーツサラダ、コールスローに和える自慢のドレッシングを作るには、マヨネーズとクレームフレーシュを2:1の割合で混ぜたものをベースに、お好みの材料や調味料を混ぜましょう。
- スライスしたマッシュルームとみじん切りにした玉ねぎを強火でバターで炒めます。マッシュルームの色が軽く茶色づいたら火を弱め、クレームフレーシュを入れてさらに炒め、レモン汁、塩こしょうで味を調えます。ベイクドポテト、鶏の胸肉や魚の切り身料理の温かい付け合わせになります。
- パンケーキ生地にゴールデンレーズンとバナナのスライスまたはブルーベリーを入れて焼きます。はちみつとシナモンパウダーを混ぜたクレームフレーシュを熱々のパンケーキに添えて食卓に出しましょう。
- 茹でたばかりのパスタにクレームフレーシュとバターをからめ、レモン果汁、ブラックペッパー、細かく刻んだ新鮮なオレガノまたはバジルで味を調えます。すりおろしたパルメザンチーズと一緒に急いで食卓に出しましょう。フランス語で「フレッシュなクリーム」を意味するクレームフレーシュは、クリームを粘度がでるまで発酵させたもので、乳酸菌と自然に発生した菌の働きによって、わずかな酸味とナッツのような風味が徐々に生まれます。食感はサワークリームと似たものから、室温に置いたバターと同じようなものまでさまざまです。
- クリームをホイップする際に、クレームフレーシュを入れることで濃厚さと独特の風味を加えることができます。少量の砂糖とバニラをほんの少々混ぜ、新鮮なベリーまたは桃のケーキに添えて出しましょう。
- クレームフレーシュだけをホイップして、トッピングに使うことも可能です。
リゾットやスープ、クリーミーなパスタソースなどの料理を食卓に出す直前に、クレームフレーシュを加えてみましょう。こうすることで、コクとやさしい酸味が絶妙なバランスで加わります。