ヨーグルトはヘルシーでさまざまな用途に使うことができ、乳製品特有の酸味を持つことから、その人気はかつてないほど高まっています。
- ヨーグルト製造では、種菌と低温殺菌した生乳を混合し、思った通りの風味ともったりとした食感がでるまで43°C程度で保温します。
- サワークリームと同様、種菌からできる乳酸菌が、生乳のたんぱく質を凝固させ、生乳をもったりとした食感に変え、ヨーグルト特有の酸味を生み出します。
- 他の乳製品と同様、ヨーグルトからは質の高いたんぱく質やカルシウム、カリウム、ビタミンB2を摂ることができ、ヘルシーな食品や軽食として多くの人から喜ばれています。
- 科学者は、プロバイオティクスと呼ばれる、健康上のメリットがある特殊な菌がヨーグルトに含まれていることを発見しました。このプロバイオティクスは、消化を助けてくれると言われています。
- ヨーグルトの製造工程で使用された菌株は生きています。ヨーグルトの中には、製品中に生きて活動中の乳酸菌が含まれていることを記したラベルを貼付したものもあります。
- ヨーグルトは、買った時の容器のまま、3.3°C~4.4°Cに設定した冷蔵庫で保存します。
- ヨーグルトの容器に印字されている「販売期限」の日付は、小売店がいつまでその商品を販売することができるかを示しています。
- 分離してしまった場合は、液状の部分をやさしくかき混ぜてヨーグルトと一体化させましょう。
- カビの生えたヨーグルトは廃棄してください。
- ヨーグルトを冷凍することはおすすめできません。
- 風味がよく、カルシウムが豊富なヨーグルトは、ディップやドレッシング、スムージー、シェイク、スープなどに加えるのに最適です。
- 料理の脂肪分を減らしたければ、より脂肪分が多いサワークリームをヨーグルトで代用しましょう。
- 目の粗い綿布(チーズクロス)で水気を切ることで、もったりとした食感のクリーミーなヨーグルト「チーズ」ができます。
- 地中海料理や東欧料理、中東料理、南アジア料理など、人気が高まりつつある各地の伝統料理はヨーグルトが多用されていることで知られています。メニューにも採り入れてみましょう。
- 温かい料理でヨーグルトが凝固することを防ぐには、料理のできるだけ最後のタイミングでヨーグルトを加えるようにし、加熱するときはゆっくりと温度が上がるようにして、やさしくかき混ぜます。